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2023年6月

2023.6.28
イリオモテヤマネコとツシマヤマネコの新たな違いを発見! ~同一種であるにも関わらず尿のにおいはヤマネコ間で大きく異なっていた~

岩手大学は、北九州市立自然史・歴史博物館、琉球大学・鹿児島大学との共同研究で、国の特別天然記念物・天然記念物に指定されているイリオモテヤマネコとツシマヤマネコは、同一種の別亜種であるにも関わらず尿のにおいは人でも嗅ぎ分けられるほど異なり、それはイエネコの尿の悪臭成分としても知られている硫黄化合物(3-メルカプト-3-メチル-1-ブタノールとその構造類縁体)の揮発量がヤマネコ間で大きく異なっているためであり、イリオモテヤマネコの尿臭がツシマヤマネコの尿臭よりくさい原因になっていることを解明しました。
尿のにおいは、ヤマネコの縄張り行動に重要な役割を果たしていると考えられます。よって本研究成果は、環境省レッドリストで絶滅危惧種IA類に選定されているイリオモテヤマネコとツシマヤマネコの生理や行動、生態を解明する上で重要な知見であり、種の保全活動にも応用できると期待されます。これは岩手大学宮崎雅雄教授、同大市沢翔太大学院生らによる研究成果です。
本研究は、Frontiers Mediaが出版する科学雑誌「Frontiers in Ecology and Evolution」に令和5年6月28日午後3時(日本時間)に電子版で公開されます。

 

詳しくは下記のホームページをご覧ください。

https://www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2023/06/005761.html

2023.6.20
【参加募集】【6/26開催】第5回 水稲初冬直播きの生産者向け講習会@岩手県八幡平市

岩手大学が開発した水稲栽培の革新的な技術「初冬直播き栽培」は、作業分散・規模拡大のための超省力技術です。
「初冬直播き栽培」の社会実装の研究が2018 年より農林水産省の大型プロジェクト「農研機構 生研支援センターの
イノベーション創出強化研究推進事業」に採択され、現在、北海道から新潟まで8道県9地点の大学・公的研究機関
と岩手大学が連携して試験を進めています。

 

つきましては、下記添付の通り、㈱かきのうえ(岩手県八幡平市)との共同研究の圃場での講習会を開催しますので、
ご関心のある皆さま、ぜひご参加ください。この初冬(2022年11月)に播種した水田圃場にて、実際の出芽の様子を
見ながら、技術の概略と注意すべき点、また実際の圃場作業の注意点などについて講習を行います。
また全体の講習会のあと個別相談にも応じますので、その旨、申込時に記載ください。


●日 時 2023年6月26日(月)10:00~11:00
●会 場 八幡平市役所駐車場集合((株)かきのうえ実験圃場に移動,車で1分)
〒028-7397 岩手県八幡平市野駄21-170
電話:019-621-6146(受付:岩手大学)
●主 催 JA新いわて八幡平稲作生産部会 、岩手大学農学部
●共 催 岩手大学次世代アグリイノベーション研究センター
●対 象 水稲の初冬直播きに関心を持つ方(どなたでも参加できます)
●定 員 先着30名
●お申し込み 以下の必要事項を記載の上、eメールまたはFAXにて下記宛先までお申し込みください。
なお、締め切り前であっても、人数が定員に達し次第締め切らせていただきます。
●講習料 無料

 

【締め切り】 6月23日(金)12時まで

 

【お申込み必要事項・宛先・お問い合わせ】
1.氏名
2.所属(例:〇〇〇市の農業者,〇〇〇職員)
3.連絡先(申込受付けの返信のため)
4.個別相談 希望あり,なし(ありの場合,具体的に内容の概略を)
宛先:aikawa_naoko@seibu-kaihatsu.jp,もしくはFAX 019-621-6146
最近、PCメールを拒否しているスマホユーザーが多いようです。@iwate-u.ac.jpからの返信を受け取れるように設定をお願いいたします。

 

開催要項(PDF)
第5回 水稲初冬直播きの生産者向け講習会 @岩手県八幡平市 開催要項(PDF)

 

 

2023.6.19
【参加募集】【6/23開催】第4回 水稲初冬直播きの生産者向け講習会@岩手県花巻市

岩手大学が開発した水稲栽培の革新的な技術「初冬直播き栽培」は、作業分散・規模拡大のための超省力技術です。
「初冬直播き栽培」の社会実装の研究が2018 年より農林水産省の大型プロジェクト「農研機構 生研支援センターの
イノベーション創出強化研究推進事業」に採択され、現在、北海道から新潟まで8道県9地点の大学・公的研究機関
と岩手大学が連携して試験を進めています。

 

つきましては、下記の通り、㈱JAグリーンサービス花巻(岩手県花巻市)との共同研究の圃場での講習会を開催
しますので、ご関心のある皆さま、ぜひご参加ください。この初冬(2022年10月~11月)に播種した水田圃場にて、
実際の出芽の様子を見ながら、技術の概略と注意すべき点、また実際の圃場作業の注意点などについて講習を行います。
また全体の講習会のあと個別相談にも応じますので、その旨、申込時に記載ください。

 

●日 時 2023年6月23日(金)10:00~11:00
●会 場 ㈱JAグリーンサービス花巻実験圃場
〒025-0046 岩手県花巻市鍋倉字館52:電話: 0198-28-4649(JAグリーンサービス花巻)
●主 催 ㈱JAグリーンサービス花巻、JAいわて花巻,岩手大学農学部
●共 催 岩手大学次世代アグリイノベーション研究センター
●対 象 水稲の初冬直播きに関心を持つ方(どなたでも参加できます)
●定 員 先着30名
●お申し込み 以下の必要事項を記載の上、eメールまたはFAXにて下記宛先までお申し込みください。
なお、締め切り前であっても、人数が定員に達し次第締め切らせていただきます。
●講習料 無料

【締め切り】6月21日(水)12時

 

【お申込み必要事項・宛先・お問い合わせ】
1.氏名
2.所属(例:〇〇〇市の農業者,〇〇〇職員)
3.連絡先(申込受付けの返信のため)
4.個別相談 希望あり,なし(ありの場合,具体的に内容の概略を)
宛先:aikawa_naoko@seibu-kaihatsu.jp,もしくはFAX 019-621-6146
最近、PCメールを拒否しているスマホユーザーが多いようです。@iwate-u.ac.jpからの返信を受け取れるように設定をお願いいたします。

 

開催要項(PDF)
第4回 水稲初冬直播きの生産者向け講習会@岩手県花巻市 開催要項(PDF)

 

 

2023.6.15
ウミガメの嗅覚器における嗅覚受容体発現の概要を解明

岩手大学農学部中牟田准教授らの研究グループは、ウミガメの嗅覚器における嗅覚受容体の発現をin situハイブリダイゼーション解析によって明らかにしました。上憩室上皮と下憩室上皮からなるカメの嗅覚器のうち、これまで水中の匂いを受容すると考えられていた下憩室上皮では、空気中の匂いも受容していることが揮発性の匂い物質に親和性の高い受容体の発現によって示唆されました。
本研究成果は、2023年6月2日にCell and Tissue Researchに掲載されました。今後は「カメの鼻プロジェクト」として半水生カメや陸生カメの嗅覚器における研究が展開されます。
なお、この研究は名古屋港水族館との共同研究により生まれた研究成果です。

詳しくは下記のホームページをご覧ください。

 

https://www.iwate-u.ac.jp/cat-research/2023/06/005744.html

2023.6.8
【高校生対象】夢ナビライブ2023 in Summer について(オンライン開催:7月15日、16日)

 

(株)フロムページが主催する全国の高校生を対象とした、大学合同進学オンラインイベント「夢ナビライブ2023 in Summer」に岩手大学農学部も参加します。

Zoomミーティングを利用した「夢ナビ講義 研究室訪問」(事前予約制)に、8名の教員が参加します。

講義Videoへの質問や研究室の様子などを直接教員に聞くことができます。

詳細やお申し込みについては、「岩手大学参加情報サイト」をご覧ください。

 

なお、参加教員の夢ナビ講義Video等は、「岩手大学農学部教員によるミニ講義」のページで過去の分も含めてご覧いただけます。