2023年9月
ネコが大好きなマタタビ、あげても安全 ~マタタビの葉を原料とした嗅覚エンリッチメントの開発~
国立大学法人 岩手大学は、国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学、英国リバプール大学との共同研究で、マタタビをネコに与えても依存性や毒性が見られず安全性が高いことを初めて科学的に立証しました。加えて、マタタビの葉を乾燥させると有効成分の組成が変化してネコへの効果が高まることも見出しました。これは岩手大学宮崎雅雄教授、同大上野山怜子大学院生らによる研究成果です。本研究は、Cell Pressが出版する科学雑誌「iScience」に令和5年9月28日(日本時間)に電子版で公開されました。また、本研究成果より開発されたネコ用マタタビスプレーが株式会社Nrf2より販売されることになりました。
詳しくは下記のホームページをご覧ください。
(公募期間延長)応用生物化学科 准教授(女性限定) 公募のお知らせ
岩手大学動物病院 子犬のしつけ教室(パピークラス)のご案内
子犬が他の子犬や飼い主以外の人と出会い、家庭以外の環境にふれることは、社会性を身につけさせ、問題行動を予防する上でも
とても大切です。
岩手大学動物病院のパピークラス(子犬のしつけ教室)では、無理せず、少しずつ新しいことに慣れさせる方法を練習します。
詳しくは、岩手大学動物病院HPをご覧ください。
食料生産環境学科 農村地域デザイン学コース 准教授 公募のお知らせ
食料生産環境学科 食産業システム学コース 助教(女性限定) 公募のお知らせ
ビッグデータ解析法の開発|将来気候に適応するイネ品種の選抜法について、研究成果がテレビ岩手で紹介されました
岩手大学農学部下野裕之教授らの研究グループが開発し、英国のNature姉妹誌「Communications Biology」2023年7月21日付(日本時間午後10時)に掲載された「ビッグデータ解析法の開発|将来気候に適応するイネ品種の選抜法」につきまして、テレビ岩手のニュース番組で取り上げていただきました。ぜひ、ご覧ください。
【テレビ・ウェブ】
テレビ岩手 ニュースプラス1いわて(令和5年7月31日)
「 岩手大学教授などでつくる研究チーム イネなどの作物の生産性評価する新たな解析法開発」
https://news.tvi.jp/news117xfpmpq3bczed35hb.html
Yahoo ニュース (テレビ岩手より出典 令和5年7月31日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4b4359b5953912bd8b81dec53d6cb2d88e59c19c
【関連記事】岩手大学ホームページ 農学部研究紹介一覧(本研究の紹介をご覧いただけます)
ビッグデータ解析法の開発|将来気候に適応するイネ品種の選抜法
岩手大学農学部下野裕之教授らの研究グループは、将来の気候条件での持続可能な食料供給の達成に向け、イネをはじめ作物の品種改良を迅速化・効率化するため、ビッグデータ解析法「YpCGM法」を開発しました。この成果は、英国のNature姉妹誌「Communications Biology」2023年7月21日付(日本時間午後10時)に掲載されました。本研究で開発した手法は世界各国で蓄積されたイネ、コムギ、トウモロコシ、ダイズなど作物のビッグデータへの適応による育種への利用が期待されます。
詳しくは下記のホームページをご覧ください。
【参加募集】【8/21開催】第6回 水稲初冬直播きの生産者向け講習会@岩手大学滝沢農場
岩手大学が開発した水稲栽培の革新的な技術「初冬直播き栽培」は、作業分散・規模拡大のための超省力技術です。「初冬直播き栽培」の社会実装の研究が2018 年より農林水産省の大型プロジェクト「農研機構 生研支援センターのイノベーション創出強化研究推進事業」に採択され、現在、北海道から新潟まで8道県9地点の大学・公的研究機関と岩手大学が連携して試験を進めています。
つきましては、下記添付の通り、岩手大学滝沢農場の研究圃場での講習会を開催しますので、ご関心のある皆さま、ぜひご参加ください。この初冬(2022年11月)に播種した水田圃場にて、実際の出芽の様子を見ながら、技術の概略と注意すべき点、また実際の圃場作業の注意点などについて講習を行います。また全体の講習会のあと個別相談にも応じますので、その旨、申込時に記載ください。
●日時 2023年8月21日(月)13:30~15:00
●会場 岩手大学農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター 滝沢農場
(住所:〒020-0173 岩手県滝沢市 巣子1552(下記,地図参照):電話: 019-688-4021)
●主催 岩手大学農学部
●共催 岩手大学次世代アグリイノベーション研究センター
●定員 先着30名
●お申し込み以下の必要事項を記載の上、eメールまたはFAXにて下記宛先までお申し込みください。
なお、締め切り前であっても、人数が定員に達し次第締め切らせていただきます。
【締め切り】 8月17日(木)12時まで
【お申込み必要事項・宛先・お問い合わせ】
1.氏名
2.所属(例:〇〇〇市の農業者,〇〇〇職員)
3.連絡先(申込受付けの返信のため)
4.個別相談 希望あり,なし(ありの場合,具体的に内容の概略を)
宛先:aikawa_naoko@seibu-kaihatsu.jp,もしくはFAX 019-621-6146
最近、PCメールを拒否しているスマホユーザーが多いようです。@iwate-u.ac.jpからの返信を受け取れるように設定をお願いいたします。
詳細につきましては、開催要項をご覧ください。
岩手大学農学部附属動物医学食品安全教育研究センター(FAMS) 第20回 全体研修会「持続可能な畜産に向けて・・・飼料と動物福祉の問題を考える」のご案内(9月29日)
SDGs という言葉が広く国民の間に定着し、持続的な社会を目指す動きが各方面で進められてい
ます。畜産業においては、鳥インフルエンザや豚熱などの家畜伝染病の発生、需要と供給のミスマッ
チによる価格の低迷、飼料の高騰と入手難、労働環境の改善や労働力の確保、欧米を中心に近年意識
が高まっている動物福祉への対応など、国内の畜産業を持続可能なものとするために解決すべき問
題が残されています。本研修会では、この中から飼料と動物福祉の問題を取り上げ、日本の畜産業を
持続可能なものとするために今何が必要かを考えるきっかけとしたいと考えています。多くの皆様
のご参加をお待ちしております。
日 時:令和5年9月29日(金)13:00~17:00(受付 12:30-12:55)
会 場:岩手大学農学部5号館2階 ぽらんホール(岩手県盛岡市上田三丁目18-8)
受講料:3,000円(ただしテキスト代として、講義形式に関わらず一律)
講義形式:対面ならびにWebexを用いた同時配信
募集人数:対面50名、Webex100名
主 催:岩手大学農学部附属動物医学食品安全教育研究センター
※詳細は開催要項をご確認ください。