「食料」 「生命」 「環境」 をキーワードに
実践的かつ総合的な学びを提供
「食料」 「生命」 「環境」 をキーワードに
実践的かつ総合的な学びを提供
「食料」「生命」「環境」をキーワードとした学科・コースの再編
農学全体を俯瞰できる「農学の総合知」を養う実践的教育の実施
ライフサイエンス分野の強化・充実
改組の背景と理念
岩手大学農学部は、前⾝の盛岡⾼等農林学校創立以来120年以上にわたり、農学分野における地域および国内外の課題解決とその⼈材育成のための実践的かつ先端的な教育・研究を⾏ってきました。近年の農学分野においては、世界的規模で進む気候・環境の変化や農林水産業を取り巻く様々な情勢の変化を反映した教育・研究の重要性が増し、農学全体を幅広く理解するための教育と研究が強く求められています。
今回の改組では、農学の基盤である「⾷料」「⽣命」「環境」の3つの領域を基軸として、各領域に関する専門教育と研究を行うと共に、これらの3つの領域を統合した「農学の総合知」教育を行います。岩手大学農学部は、創立から1世紀を越える「実学教育」の歴史と実績を最大限に生かし、地域と世界に貢献する特色ある「農学部」に改組することで、自身の専門分野に関して農学全体からの視点を持ち、修得した知識や技術を他の分野にも広く、そして力強く展開できる次世代の人材を育成します。
養成する人材像
農学部アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針)
農学部は、幅広く深い教養と豊かな人間性を基礎として、農学の基盤である「食料」「生命」「環境」分野における、基礎的・応用的・統合的な専門知識と技能を修得することにより、地域および国際社会の食料・生命・環境の諸問題の解決に貢献できる人材の養成を目的としています。そのため、入学者には、❶農学分野を学ぶに相応しい基礎学力、❷農学分野に関する諸問題を全体的な視点から捉え探求する思考力と表現力、❸農学分野の専門的知識と技術を修得する意欲、❹農学分野を主体的に学ぶ積極性と創造性豊かな発想をもとに協働して学ぶ意欲、をその資質として求めます。
改組後の体制
「農学の総合知」を教育する仕組み