2023年10月
岩手大学農学部 森林科学科(林産学分野) 准教授または助教 公募のお知らせ
岩手大学農学部附属動物医学食品安全教育研究センター(FAMS) 令和5年度 食の安全部門研修会およびJRA畜産振興事業にかかる研修会のご案内(12月15日)
新型コロナウイルスのパンデミックにより一般化したPCR検査ですが、昨今、DNA/RNAの濃度を高感度高精度に絶対定量できる技術として普及し始めたデジタルPCR(ddPCR)に着目し、その原理と活用方法について具体例を交え概説し、次世代の技術を学びたいと思います。
また、近年その発生が急増している牛伝染性リンパ腫(EBL)では、ウイルス感染農場の清浄化対策が望まれています。本研修会では感染牛から産生される感染子牛に着目し、産出された感染子牛を分離してEBL清浄農場へと導くプロジェクトの概要と現時点での成果についてご紹介する予定です。
今後普及がみこまれるddPCRの原理や応用、また、EBL清浄化モデルの開発状況やその成果について学び、家畜衛生、食品衛生、感染症分野の研究/検査業務に役立てて頂ければ幸いです。
日 時:令和5年12月15日(金)
会 場:岩手大学農学部5号館生命系スペースC (キャンパスマップhttps://www.agr.iwate-u.ac.jp/campusmap/)
受講料:無料
対象者:家畜衛生、食品衛生、感染症検査、食品の品質管理に係る方
※詳細は開催要項およびFAMSホームページをご確認ください。
食料生産環境学科 農村地域デザイン学コース 教授 公募のお知らせ
レトロウイルス性心筋異常の病原性規定因子を解明
岩手大学農学部 落合謙爾教授と西浦 颯博士らの研究グループは、レトロウイルス科に属す鳥白血病ウイルス感染鶏に併発する脳の神経膠腫と心臓の心筋異常・横紋筋腫は異なる機序で発生すること、レトロウイルス性心筋異常は鳥白血病ウイルスのエンベロープ遺伝子に規定されることを明らかにしました。本成果により、鳥白血病ウイルスの多様な病原性が浮き彫りとなり、いまだ謎の多いヒトや他の動物のレトロウイルス性心疾患ならびに脳腫瘍の発生機序解明に向けて比較病理学的なアプローチが可能となりました。
詳しくは下記のホームページをご覧ください。
コメ生産の見通し不足を解消する切り札! 「イネ初冬直播き栽培技術」
岩手大学では、熱帯原産のイネを初冬に播き、雪の下で越冬させる常識外れの新技術「初
冬直播き栽培」の技術開発を行っています。このたび、6 年間におよぶ研究成果を「イネ初冬
直播き栽培技術のマニュアル&事例集」としてとりまとめ、興味を持った生産者の皆様が今
年の初冬直播きに挑戦できるよう、播種適期に合わせ 2023 年 10 月 3 日(火)に下記の研究
会 URLで公開いたしました。詳しくは以下のURLをご確認ください。