岩手大学農学部附属動物医学食品安全教育研究センター(FAMS) 令和5年度 食の安全部門研修会およびJRA畜産振興事業にかかる研修会のご案内(12月15日)
2023.10.27
新型コロナウイルスのパンデミックにより一般化したPCR検査ですが、昨今、DNA/RNAの濃度を高感度高精度に絶対定量できる技術として普及し始めたデジタルPCR(ddPCR)に着目し、その原理と活用方法について具体例を交え概説し、次世代の技術を学びたいと思います。
また、近年その発生が急増している牛伝染性リンパ腫(EBL)では、ウイルス感染農場の清浄化対策が望まれています。本研修会では感染牛から産生される感染子牛に着目し、産出された感染子牛を分離してEBL清浄農場へと導くプロジェクトの概要と現時点での成果についてご紹介する予定です。
今後普及がみこまれるddPCRの原理や応用、また、EBL清浄化モデルの開発状況やその成果について学び、家畜衛生、食品衛生、感染症分野の研究/検査業務に役立てて頂ければ幸いです。
日 時:令和5年12月15日(金)
会 場:岩手大学農学部5号館生命系スペースC (キャンパスマップhttps://www.agr.iwate-u.ac.jp/campusmap/)
受講料:無料
対象者:家畜衛生、食品衛生、感染症検査、食品の品質管理に係る方
※詳細は開催要項およびFAMSホームページをご確認ください。