附属施設・関連施設
本学部は多彩な附属施設を持ち、学習・研究の場として、また研究成果を還元する場として役立てています。

寒冷フィールドサイエンス教育研究センター
都市近郊から中山間までの多様なフィールド
本センターには、都市近郊フィールドとして滝沢農場と滝沢演習林、実験苗畑、中山間フィールドとして御明神演習林があります。これらは、寒冷地における総合的・実践的なフィールドサイエンス教育・研究及び地域貢献を行うことを目的として設立されました。
活きたフィールドを利用した実践的教育研究
1世紀以上にわたり整備してきた、寒冷地における森林から耕地に至る特色あるフィールドを活用して、新たな農学観に立脚する高度専門技術者の養成を行っています。また、各フィールドでは農学部キャンパスから比較的近距離に位置しているため、各学科の実習や研究に多く利用されています。
農学の総合知実習
農学部1年生のほぼ全員が受講します。この実習では大学構内にある圃場で農作物の栽培管理を行い、フィールドに親しみ、自然の複雑さや偉大さを体験し、農学部学生としての自覚を育む機会としています。
畜産飼料総合教育研究センター
Animal Feed Science Center , AFSeC
我が国における畜産飼料の供給・流通に関する諸問題の抜本的な解決を目指し、①新しい飼料供給・流通モデルの開発、②雑穀などの新規飼料原料の活用、魚粉など既存飼料原料の品質改善を通した新規畜産飼料の開発、及び③飼料給与法など家畜飼養に関する技術革新を通して我が国の食料安全保障に資することを目的とした本学における畜産に関する教育・研究の重要拠点です。
さらに、本学学生に対する実践的教育と畜産技術者・臨床獣医師に対するリカレント教育もミッションとしており、これまでの国内大学機関には存在しなかった畜産飼料・飼養技術に関する高度かつ総合的な教育・研究を実施するセンターです。