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研究室紹介

水産システム学(漁業資源生態学)(食料生産環境学科)

東北地方太平洋岸に位置する三陸の沿岸域は,リアス海岸を代表する複雑な海岸線が親潮と黒潮の混合する海域に接しているため,複雑で変化に富んだ海域となっています。三陸地域では,このような海洋環境によって育まれる多様で豊かな水産資源を利用する多彩な沿岸漁業が発展してきました。本研究室は,三陸の沿岸域を主なフィールドとして、沿岸漁業を中心とする持続的な水産システム構築に必要となる研究を生態学,資源学,漁業管理学など様々な視点から行っています。主として,魚類を中心とする沿岸生態系や主要な沿岸水産資源の東日本大震災津波による撹乱からの回復過程,三陸沿岸漁業における重要対象魚種の生活史特性解明,定置網漁業など沿岸漁業の持続的な生産に向けた資源管理に関する基礎研究をテーマとしています。

所属教員
後藤 友明    
キーワード
水産業    海    生命科学    生態    資源    

研究室NEWS

・岩手県産タヌキメバルの成長と成熟特性に関する論文が掲載されました(後藤友明・髙梨愛梨 2020 三陸沿岸におけるタヌキメバルSebastes zonatusの年齢,成長および成熟特性.水産海洋研究 84: 100–109.)

 

・2020年2月21日13時から,岩手大学三陸水産研究センターセミナー室にて地域の皆様に向けた卒業研究発表会を開催し,当研究室から8名が発表しました。当日ご来場いただいた皆様には感謝申し上げます。

 

・岩手県で採集された体色異常のヤナギノマイを記録した論文が掲載されました(後藤友明2020 三陸沿岸で採集されたヤナギノマイSebastes steindachneriにみられた色彩と形態異常の記録. 日本生物地理学会会報  74: 73–76.)

 

・岩手県における小型いか釣り船の操業戦略の長期変動と資源変動や社会科学的要因との関連性を考察した論文が掲載されました(Goto, T. and A. Takanashi 2020 Changes in the strategy of a small-scale jigging fishery for Japanese flying squid Todarodes pacificus off northeastern Japan. Fisheries Science 86: 1–11https://link.springer.com/article/10.1007/s12562-019-01360-w)

 

・三陸内湾域から採集された移入種ヨーロッパザラボヤ囲腔内から得られた魚類卵塊を記載した論文が掲載されました(Goto, T. and Y. Oba 2019 A record of utilization as a spawning bed for the invasive ascidian Ascidiella aspersa (Müller, 1776) newly introduced in the Pacific coast of northeastern Japan. Biogeography 21: 37-42.)

 

・2019年12月9日13時から,大船渡市の大船渡魚市場を会場として水産海洋地域研究集会 第6回三陸地域研究集会「サンマ漁業を取り巻く現状とこれから」を開催します。参加無料となっておりますので,ふるってご参加下さい。

2019年3月26日に開催した水産環境保全委員会シンポジウム「東日本大震災復興事業による沿岸域の改変が沿岸生態系に何をもたらすか?(企画責任:後藤友明・伊藤絹子・清野聡子・大越和加)の内容が月刊海洋586号(海洋出版株式会社)として発刊され,後藤・江口「岩手県における海岸対策事業と環境配慮の取り組み」が掲載されました。

 

・カタクチイワシの産卵特性に関する論文が掲載されました(Hayashi, A., T. Goto, M. Takahashi and Y. Watanabe 2019 How Japanese anchovy spawn in northern waters: start with surface warming and end with day length shortening. Ichthyological Research 66: 79-87.)

 

・後藤が一部監修を担当した「ボク、もぐらんぴあ〜応援団長はさかなクン!〜」が2019年1月31日に朝日学生新聞社から出版されました。

 

・当研究室修士2年の大場由貴が2018年10月7日の日本水産学会東北支部大会で発表した「外来種ヨーロッパザラボヤの成熟および産卵特性」に対し、2019年2月8日に日本水産学会東北支部長を受賞しました。

 

・2019年3月当研究室第1期生(大学院総合科学研究科修士課程地域創生専攻地域産業コース水産業革新プログラム)が修士論文をとりまとめました(テーマ:外来種ヨーロッパザラボヤの生態学的研究)。

 

・日本水産学会春季大会(2019/3/26-30)に日本水産学会水産環境保全委員会主催シンポジウム(東日本大震災復興事業による沿岸域の改変が沿岸生態系に何をもたらすか? 企画責任:後藤友明(岩手大農)・伊藤絹子(東北大院農)・清野聡子(九大院工)・大越和加(東北大院農))が開催されました。(プログラム詳細はhttp://www.miyagi.kopas.co.jp/JSFS/COM/jsfs4.html#24)

 

 

研究内容

定置網におけるクロマグロ混獲抑制技術に関する研究

三陸の小型いか釣り漁業の操業戦略に関する研究

大槌湾奥砂浜域の魚類相に及ぼした東日本大震災津波による撹乱の影響とその回復プロセスに関する研究

東日本大震災津波に伴う岩手県沖大陸斜面上におけるゴミの分布の変化

三陸沿岸における水産資源の生活史特性に関する研究

三陸沿岸漁業における資源評価と資源管理に関する研究

岩手県沿岸河川由来のサケ資源変動に関する研究

水中ドローンを活用した磯根の環境と資源の定量化に関する研究

 

卒業研究・修了研究テーマ例

2018〜2019年度

東北太平洋沖ババガレイの資源生態学的研究:谷瀬香保

 

 

 

 

野田湾におけるサケ稚魚の分布と生態に関する研究:中野 陸

 

 

 

 

ヨーロッパザラボヤの成長・成熟・産卵に関する研究:村上 涼

 

 

 

 

安家川河川残留型サクラマスの生態に関する研究:伊藤航平

 

 

 

 

アカモク種苗生産技術に関する研究:小笠原咲紀

 

 

 

大槌湾奥砂浜域における底生性魚類相に関する研究:星野恭佑

 

 

 

 

大槌湾奥砂浜域における底生生物相に関する研究:吉川昌吾

 

 

 

 

2017年と2018年の大槌湾におけるマコガレイ稚魚の成長と分布に関する研究:阿部孝祐

 

 

 

 

 

2019〜2020年度:

久慈湾夏井地区増殖場における磯根資源に関する研究:一柳満里奈

閉鎖循環システムを活用した畜養による貝毒除去技術開発:植木沙奈

三陸産エゾイソアイナメの資源生態学的研究:石黒智大

野田湾におけるサケ稚魚の生態学的研究:清原拓麿

大槌湾奥砂浜域における魚類相と餌料生物環境に関する研究:谷村佳南

ヨーロッパザラボヤの成熟・産卵特性:矢崎正季